口腔を明るく照らす
光る 歯ブラシ/スポンジブラシ「ピカスポ」

市村歯科医院
日本摂食嚥下リハビリテーション
学会評議員
歯科医師 市村 和大 先生

健康管理だけでなく、
心のケアにもつながると考えています。

口腔内の汚れは、誤嚥性肺炎だけでなく、心筋梗塞や脳卒中、認知症のリスクを引き起こす可能性があります。そこで、しっかりと口腔ケアを行うことで、様々種類の病気を予防することができます。
また、口腔ケアを通して、舌や歯などの口腔機能の低下以外にも色々な情報がわかります。入れ歯の使用でできた傷など、認知症などで痛くても伝えることができない患者さんの症状にも気づくことができます。
大事なのは、そういった所見を見逃さないこと。毎日の口腔ケアの中で、口腔内をしっかりとライトで照らして、発見していくことが大切です。
最後まで自分の口から食事ができるように管理することが、口腔ケアの一番重要な意味だと思います。
病院などの施設においては、口腔ケアは看護の質に顕著に表します。
口腔ケアをしっかりすると口臭が減り、施設内の不快は匂いも減るため、お見舞いにいらっしゃるご家族の気持ちの面にも、かなり良い影響があります。しっかりと口腔ケアをすることは、患者さんご本人だけでなく、ご家族の心のケアにも繋がります。

茨城県立医療大学
保険医療学部 看護科
准教授 本村 美和 先生

一度に二役をこなす「ピカスポ」。
簡単な手入れで、清潔に使用できます。

「ピカスポ」を使うと、口腔ケアの質を飛躍的に上げることができます。今までは片手にスポンジブラシ、もう一方の手にペンライトを持っていたため、両手がふさがっていました。しかも唾液を吸収する作業もあります。そうすると看護の現場では、確実に手が足りませんでした。また、口腔ケアの後で、汚染された使用器具から菌が飛んでしまうことも問題でした。
しかし、「ピカスポ」は、ペンライトと歯ブラシを兼ねているため、それまでペンライトを持っていた方の手で、吸引をしたり、開口をサポートしたりすることができます。加えて、歯周病対策にも有効です。歯茎の腫れや歯周ポケットも、よく見える形でブラッシングできるため、磨き残しがかなり減ります。
その他にも、口蓋を照らすことによって、嚥下障害の程度や訓練効果の確認、あるいは廃用の早期発見に非常に有効です。
使用後の衛生面に関しては、アルコール綿で消毒するだけで、口腔内から検出された菌は十分に除去できることが実証されました。
設備が整わない避難所などの場面でも、「ピカスポ」1本で安全に、さまざまな病気を予防することができます。

筑波メディカルセンター病院
リハビリテーション療法科
言語聴覚士
日下部 みどり さん

的確なケアで、
患者さんの負担も軽くなります。

毛先まで透明になっているため、口の中がとても明るくなり、本当に磨き安かったです。
奥歯や歯と歯の間、粘膜の細かな汚れまで照らしてくれます。
口を十分に開けられない患者さんは多く、歯が揃っている場合は、影ができてしまい、見えずらいことがありました。
「ピカスポ」を使うようになってからは、ケアをしながら、口を開いて観察することもでき、ペンライトを持ちながらではできないようなケアができます。
暗くて見えにくい部分の洗浄に時間がかかってしまうこともありましたが、「ピカスポ」を使うと的確に口腔ケアができます。従来の方法よりも時間短縮できて患者さんの負担も軽くなると思います。

筑波メディカルセンター病院
接触・嚥下障害看護認定看護師
石橋 妙子 さん

しっかり歯磨きしても、
「痛くない」と言われました。

「ピカスポ」のライトを口の中に当てると、軟口蓋についている痰までよく見えて、スポンジで綺麗に拭き取ることができます。
唇と歯の間の部分に当てれば、歯が付け根から照らされて見やすく助かっています。
左手でペンライトを持たなくても「ピカスポ」一本で綺麗に磨くことができます。
患者さんには、1日3回の口腔ケアをしていますが、少し暗くなった夕方でも、明るい中で口腔ケアができます。他に照明は必要ありません。歯ブラシの毛の部分が柔らかいことも特徴です。小学生の息子には「毛がすごく柔らかくて磨かれても痛くない」と言われました。ライトで照らしながら、優しく磨くことができたので私も使いやすかったです。